近年のネットではAmazonのKindleやらAppleのiPadといった、電子書籍端末が広まっています。それに加えてスマホにも電子書籍用アプリが実装されています。
これら電子端末は、日本の出版業界にとっては、「黒船」と言われることがあります。それはこれら端末の普及により、今までの紙媒体による出版が、データによる書籍配信、すなわち「電子出版」にとって代わられ、その売り上げを大きく落とすのではないか、という懸念があるからでしょう。これはiPod&iTunesにより、それまでのCD中心だった音楽市場を一変させたという前例があるのも大きいでしょう。
日本でもAmazonやAppleの電子書籍に対抗するために、2010年頃出版社が連合して電子書籍のための協会が発足しました。

「日本電子書籍出版社協会」発足、出版31社が参加し規格など検討 -INTERNET Watch
EBPAJ 日本電子書籍出版社協会

しかし「前から電子書籍については言われていたのに、何で上陸する直前になって……」と思われた方も多いでしょう。しかし、日本でも電子書籍についての取り組みは、以前から、それこそ10年以上前から行われていたのです。今日はそれについて語ってゆこうと思います。

※このエントリーは、2015/1/11に加筆修正しました。続きを読む