Timesteps

 

残業代ゼロ法案

「残業代ゼロ法案」(高度プロフェッショナル制度)はその後どうなっているのか

以前、このブログで「『ホワイトカラーエグゼンプション』(残業代ゼロ法案)はそれからどうなったのか 」というタイトルで、かつて話題になっていた「残業代ゼロ法案」とも言われたホワイトカラーエグゼンプションがどうなったかというのを書きました。

『ホワイトカラーエグゼンプション』(残業代ゼロ法案)はそれからどうなったのか : Timesteps

しかし、しばらくの間聞かれなかったこの「残業代ゼロ法案」というものが、2017年のニュースにおいて再び目にするようになってきました。ですのでそのあたりのことを書いてゆこうと思います(上記の記事からお読みいただけると理解が深まるかと思います)。
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『ホワイトカラーエグゼンプション』(残業代ゼロ法案)はそれからどうなったのか

『ホワイトカラーエグゼンプション』という言葉、覚えておいでの方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。この言葉が日本で聞かれ出したのは、2006年前後。そして当時はこの法案についての報じられ方の多くは、「残業代ゼロ法案」として、否定的な扱われ方をしていたので、その印象で記憶をしている方も多いかと思われます。

さて、この法案についてはその後政権交代などいろいろなことがあって立ち消え気味になっておりましたが、最近のニュースで、特区的な扱いの中で解雇及び残業代フリーの動きが検討されているというのを耳にしている方も多いと思われます。

そして2015年はじめ、厚生労働省は2015年の通常国会で「残業代ゼロ」制度を導入するため、労働基準法の改正を目指す方針というニュースが流れました

「残業代ゼロ」制度導入へ 国が法改正方針 | 日テレNEWS24

そこでここでは、かつて話題になった「ホワイトカラーエグゼンプション」や「残業代ゼロ法案」と言われた一連の動きの中身はどういうものか、そしてそれは過去にどういう経緯を辿り、今、どのような形になっているのかを、簡単にまとめてみようと思います。

※この文章は2015年1月4日に加筆修正しました。
※2017年7月26日に、このあたりであった動きについて追記しました。続きを読む
 
「中杜カズサ」という名のいろいろ書いてる人。主にゲーム音楽のことやゲームの話やその他いろいろ書く。ほとんど見当たらないからインターネット史ライターでも名乗ろうかと思ったり。他にモブログ幾つか運営中(下記参照)。

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