ここ最近の報道において、「報道被害」という言葉がクローズアップされることが多くなりました。その発端はアルジェリア人質事件における実名公表の拒否の一件からでしょう。

「実名報道」と「報道被害」…アルジェリア人質事件で表面化(ニュースカフェ) - エキサイトニュース
※2014/12/25追記:時間が経っているので一応補足。2013年にアルジェリアで起きた人質事件において、人質となった日本人社員の実名を報道するか否かで企業やマスコミの間で一騒動あった件です。

しかしながら、報道被害というものは何もここ最近のものではありません。いや、戦後、メディアというものが発達してから(或いはそれ以前から)ずっとあり続けた問題です。しかし、それらは何故か多くの場合表だって出てくることはありませんでした。その理由は後ほどお話しいたします。

ということで、今日はその存在のごくごく一部について、書いてみようと思います。
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