Timesteps

 

マンガ規制

アニメやゲームへの法規制請願はあれからどうなったのか

近年「表現規制」が話題となることが多いです。そしてその標的となるのは、主にマンガやアニメ、ゲームといったもの、とりわけ性表現描写については激しいですね。

それらの規制運動は、ほとんどの場合「法規制」動きが付随してきます。前例を挙げれば限りがありませんが、一部は過去にも書きました。

1990年代の有害コミック運動はそれからどうなったのか : Timesteps
非実在条例(東京都青少年育成条例改正問題)はそれからどうなったのか【前編】 : Timesteps
非実在条例(東京都青少年育成条例改正問題)はそれからどうなったのか【後編】 : Timesteps

そして、時には政治家を通して、国会に「請願」されることもあります。

ゲーム・アニメ規制のものがなされた「請願」についてなるべくわかりやすく書いてみる - 空気を読まない中杜カズサ

だいぶ前にそのことについて書いたのですが、今日はほぼ全面的にリライトして、主に新興メディアであるアニメやゲームについてどのような規制請願がなされたのか書いてゆこうと思います。 
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1990年代の有害コミック運動はそれからどうなったのか

今、書店でマンガを買おうとすると、一般向けとは別に「成人コミック」というマークがついているものがあり、棚が隔離してある場合があります。このマークは1990年過ぎくらいからつけられ始め、1996年にある程度の形が統一されたようです。このマークについては以下に書きましたので、興味があればご覧下さい。

■関連:コミックの自主規制マークについて考えてみる | 空気を読まずにマンガを読む

さて、これがつけられるようになったきっかけは、1990年代過ぎに起こった「有害コミック運動」というものから。20代後半以降の方は覚えていらっしゃる方もいるかもしれません。あの運動は今では考えられないかもしれませんが、本当にちょっとでも裸の出てくるマンガはなくなるのではないかと当時まだ成年コミックを見ていなかった歳の自分でも思ったりするくらいの勢いでした。

というわけで、その運動、及び規制に対する反対運動がどうなったのか、ということについて、書いてみようと思います。

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「中杜カズサ」という名のいろいろ書いてる人。主にゲーム音楽のことやゲームの話やその他いろいろ書く。ほとんど見当たらないからインターネット史ライターでも名乗ろうかと思ったり。他にモブログ幾つか運営中(下記参照)。

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