Timesteps

 

ゲーム史

音ゲー訴訟はあれからどうなったのか

このようなエントリーが。

れとろげーむまにあ: 20世紀ゲーム業界の提訟事件を調べてみた

これは1999年までの訴訟ですが、ゲーム業界にはこのようなものはいくらでも起きています。主なところでは『ティアリングサーガ』裁判なんてのがありますね。ゲームというものがそのまま知的財産を売り出すことで商売が成り立つため、どのメーカーもその管理に対してはかなり慎重な為でしょう。昔はかなりそのへんが曖昧だったのですが、近年その意識は高くなっているという感じ。これもゲーム産業が非常に大きくなったというのがあるでしょう。

で、今日のエントリーもそのひとつ、音ゲー裁判について。
続きを読む

2000年前後、Leaf・Keyのゲームがインターネットに及ぼした影響

今日のは前に『空気を読まない中杜カズサ』で書いたのと被るところがあるのですが、こちらでまとめ直しという感じで。

西暦2000年前後のインターネット、一応普及し初めてはいましたが、まだまだ発展途上だった時代。この前紹介したテキストサイトの「終る世界」「ちゆ12歳」なども、このあたりで誕生しました。
このあたりでは、インターネットにおいてあるものがよく持ち出されていました。それはエロゲー。とりわけLeaf、そしてKeyというブランドのゲーム。
続きを読む

3DOはあれからどうなったのか

3DOという名前をご存じの方はかなりいらっしゃると思います。それは1995年あたりでプレイステーション、セガサターンと次世代ハード争いを繰り広げたゲームハードとして。あれは松下電器が販売したために、初期はそれらと張り合うか? とも言われていました。しかしいろいろな要素から失速し、所謂負けハードとなってしまったものです。

では、そもそも「3DO」とは何だったのか、そして3DOの発売元は今どうなっているのかを今日は書いてみることにします(2011年6月21日、『3DOのパナソニックが発表した新ゲームハードはそれからどうなったのか』を書いたことに伴い若干修正)。
続きを読む

ハッカーインターナショナルはそれからどうなったのか

「ロッチ」のシールを売り出したコスモスはその後どうなったか』においてコスモスとロッチのことについて書いたら、妙に反響が大きくてちょっと驚いています。みんなロッチ好きなんだなあ(アレゲな意味で)。
さて、それだからじゃないですが、当時もうひとつあったこの手のダークさを持ったもので有名なものについて今日は書いてみようと思います。

その名は「ハッカーインターナショナル」。
続きを読む
 
「中杜カズサ」という名のいろいろ書いてる人。主にゲーム音楽のことやゲームの話やその他いろいろ書く。ほとんど見当たらないからインターネット史ライターでも名乗ろうかと思ったり。他にモブログ幾つか運営中(下記参照)。

中杜カズサ最新記事
最近読んだ書籍(ブクログ)
badge
このページの上部へ