アイドルマスターシリーズのソーシャルゲームとして、『アイドルマスター シンデレラガールズ』と共に展開されていた『アイドルマスター ミリオンライブ!』(通称ミリマス、グリマス)が、2018年3月18日にサービス終了という告知がなされました。

「アイドルマスター ミリオンライブ!」終了へ 3月19日に幕引き - ITmedia NEWS
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『アイドルマスター ミリオンライブ!』は、バンダイナムコエンターテインメントが提供するもので、現在はスマホアプリとなっていますが、もともとはグリーのソシャゲーからスタートしたものになります(それ故に通称「グリマス」)。2013年2月よりサービス開始。
モバゲーを発端とする『アイドルマスター シンデレラガールズ』ともうひとつのソシャゲー版アイマスで、本家シリーズのキャラクターも登場するのが大きな特徴でした(後に男性アイドル版『アイドルマスター SideM』も登場)。
そして本家やシンデレラガールズと同様、CDや声優ライブなどの展開も行われて人気を博します。

しかしながらリリースから時代が経ち、シンデレラガールズもアプリ音ゲー『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』がリリースされるとメインがそちらに移行。さらにミリオンライブのほうも同じく音ゲー『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』が誕生。全盛期に比べて、アクティブユーザー数も減少します。

そして誕生から5年となる今年2月にアイテムの販売終了、そして3月19日のサービス終了が告知されました。ただ、以前からイベント最終回などもあり、終了を察知していた人も多かったので、ショックはその分少ないでしょう。

競争がかなり激しく、数ヶ月で終わるものもざらであるソシャゲー業界において、5年もサービス続いたのは、かなりの長期コンテンツだったと思います。
また、終わったらそれっきりになるものとは違い、キャラクターや音楽コンテンツ自体は『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』のほうに事実上継続展開されるので、ソシャゲやネトゲ特有の「終わったらサヨナラ」という感じはやや薄いようにも思えます。
ただ、やはり今まで熱心に続けてきたプレイヤーにとっては5年間遊んできたものなわけで、哀愁はあるでしょう。

ですが、本当に心配なのはこっちよりも、グリーのほう。アプリへの移行により、グリー、そしてモバゲーといったガラケー時代からあったゲームポータルはどんどん縮小しているわけですが、ここでまたランキング入りしている有力ゲームが消えるわけで、この先どうなるかというところにかなり注目です。特にグリーは球団運営とかがあるモバゲーよりも他の事業が薄いように思えるので。