※この文章は2008年10月8日に書かれたものに、2015年12月26日追記をしました。
ここ数日、留学仲介会社「ゲートウェイ21」が破綻した問題がニュースで流れています。
■経営破たんした留学仲介会社に債権者ら殺到 - 社会 - SANSPO.COM ※リンク切れ
ここで過去に似たようなことがあったなあと思い出すのが、英会話教室NOVAの破綻。
これもたしか急に潰れて、すでに前金を納めた受講生が被害に遭ったり、外国人講師への給与未払い問題が出てきましたね。 さて、ここのところニュースが途絶えていましたが、この事件はあれからどうなったのでしょうか。
Rabbit - 02 / Kabacchi
まず、破綻までの経緯は、Wikipediaにあるのでそちらを。
■NOVA - Wikipedia
単純に社長の放漫経営のように思っていましたが、それに至る過程もどうも根が深いようです。特に経営破綻前数ヶ月がかなり慌ただしい。仕手戦もあった感じだし。
そして、2007年10月26日の経営破綻の時は、前述の受講生への返金問題や講師への未払い問題、そして社長の放漫経営についてかなりの報道がなされましたが、その後はどうなったのでしょうか。
style="display:block; text-align:center;"
data-ad-layout="in-article"
data-ad-format="fluid"
data-ad-client="ca-pub-9564096827392522"
data-ad-slot="2529435977">
まず、2007年11月6日、スポンサー企業として英会話教室経営のジー・コミュニケーションが継承します。ただし、無茶な拡大を広げてきたNOVAの教室を全部継承できるはずはなく、30教室で、その後、200教室体制を当面の目標にするとされました。しかしながら、受講生がそれまでに払った前払い授業料は承継ぜず、同様の受講内容を通常の25%での受講料で受講できるとされました。つまり事実上、受講生の払い戻しは不可能となったわけです。
あと、講師の方も大量に解雇され、講師での収入をあてにして日本で生活していた外国人は失業状態となり、社会問題にもなっています。一部、そういった外国人を支援する動きもあるようです。
ちなみにうちの近くにあったNOVA、まだ看板は出たままなのにずっと教室は閉鎖されています。全国各地でこのように、整理の進んでいないとことが多くあるのでしょう。
そして現在、NOVAのホームページは破産管財人のページになっています。
■NOVA 破産管財人のホームページ ※リンク切れ
ここで、その後のニュース、対応などが書かれています。
ちなみに英会話としてのNOVAは、前述のジー・コミュニケーションのHPにあるようです。
■駅前留学 NOVAのホームページ ※リンク切れ
今再開されているNOVAは、ここの管轄ということみたいですね。 そして今年6月、元社長が業務上横領で逮捕されました。
■猿橋NOVA元社長、業務上横領容疑で逮捕 国際ニュース : AFPBB News
その後起訴され、もうすぐ公判が行われるでしょう。
いくら有名な企業でも、そして社長が景気よさそうでも、破綻する時はあっという間だということがわかります。
最初のゲートウェイ21もそうですが、こういったものに先払いをする時は、十分にその会社が今大丈夫か、注意をしたほうがいいでしょう。両者ともその分野では大手と言われていたのに、最後はこうなってしまったのですから。
譲渡後ジー・コミュニケーション傘下の社ジー・エデュケーションが事業を継続していましたが、同社の持ち株会社がいなよしキャピタルパートナーズ株式会社に代わり、そこが社名変更してNOVAホールディングスとなります。
そして現在、そこから分社化した株式会社NOVAがNOVAの経営を行っているようです。
■駅前留学のNOVA 公式サイト|英会話スクール・英会話教室
ここ数日、留学仲介会社「ゲートウェイ21」が破綻した問題がニュースで流れています。
■経営破たんした留学仲介会社に債権者ら殺到 - 社会 - SANSPO.COM ※リンク切れ
ここで過去に似たようなことがあったなあと思い出すのが、英会話教室NOVAの破綻。
これもたしか急に潰れて、すでに前金を納めた受講生が被害に遭ったり、外国人講師への給与未払い問題が出てきましたね。 さて、ここのところニュースが途絶えていましたが、この事件はあれからどうなったのでしょうか。
Rabbit - 02 / Kabacchi
NOVA破綻まで
まず、破綻までの経緯は、Wikipediaにあるのでそちらを。
■NOVA - Wikipedia
単純に社長の放漫経営のように思っていましたが、それに至る過程もどうも根が深いようです。特に経営破綻前数ヶ月がかなり慌ただしい。仕手戦もあった感じだし。
そして、2007年10月26日の経営破綻の時は、前述の受講生への返金問題や講師への未払い問題、そして社長の放漫経営についてかなりの報道がなされましたが、その後はどうなったのでしょうか。
スポンサーリンク
style="display:block; text-align:center;"
data-ad-layout="in-article"
data-ad-format="fluid"
data-ad-client="ca-pub-9564096827392522"
data-ad-slot="2529435977">
NOVA破綻後<
まず、2007年11月6日、スポンサー企業として英会話教室経営のジー・コミュニケーションが継承します。ただし、無茶な拡大を広げてきたNOVAの教室を全部継承できるはずはなく、30教室で、その後、200教室体制を当面の目標にするとされました。しかしながら、受講生がそれまでに払った前払い授業料は承継ぜず、同様の受講内容を通常の25%での受講料で受講できるとされました。つまり事実上、受講生の払い戻しは不可能となったわけです。
あと、講師の方も大量に解雇され、講師での収入をあてにして日本で生活していた外国人は失業状態となり、社会問題にもなっています。一部、そういった外国人を支援する動きもあるようです。
ちなみにうちの近くにあったNOVA、まだ看板は出たままなのにずっと教室は閉鎖されています。全国各地でこのように、整理の進んでいないとことが多くあるのでしょう。
そして現在、NOVAのホームページは破産管財人のページになっています。
■NOVA 破産管財人のホームページ ※リンク切れ
ここで、その後のニュース、対応などが書かれています。
ちなみに英会話としてのNOVAは、前述のジー・コミュニケーションのHPにあるようです。
■駅前留学 NOVAのホームページ ※リンク切れ
今再開されているNOVAは、ここの管轄ということみたいですね。 そして今年6月、元社長が業務上横領で逮捕されました。
■猿橋NOVA元社長、業務上横領容疑で逮捕 国際ニュース : AFPBB News
その後起訴され、もうすぐ公判が行われるでしょう。
放漫経営の恐ろしさ
いくら有名な企業でも、そして社長が景気よさそうでも、破綻する時はあっという間だということがわかります。
最初のゲートウェイ21もそうですが、こういったものに先払いをする時は、十分にその会社が今大丈夫か、注意をしたほうがいいでしょう。両者ともその分野では大手と言われていたのに、最後はこうなってしまったのですから。
2015/12/26追記
譲渡後ジー・コミュニケーション傘下の社ジー・エデュケーションが事業を継続していましたが、同社の持ち株会社がいなよしキャピタルパートナーズ株式会社に代わり、そこが社名変更してNOVAホールディングスとなります。
そして現在、そこから分社化した株式会社NOVAがNOVAの経営を行っているようです。
■駅前留学のNOVA 公式サイト|英会話スクール・英会話教室