今日の話題はおそらく関東ローカル、且つ20歳以降(それどころじゃないかもしれない)ネタだとあらかじめお断りしておきます。

Tanuki Crossing
Tanuki Crossing / rumpleteaser



東京銘菓とコマーシャル


東京銘菓は何か、というと浅草の雷おこしの他には何があるか、東京出身の自分にもよくわかりませんが、『銘菓ひよこ』と、がひとつあると思います。これはCMなど広告が多いことから知名度が高いというのもあるでしょう。



ついでにCMで有名な東京の菓子としては、王貞治氏が現役の時から出てた亀屋万年堂のナボナもありますね(ちなみに今の社長は元巨人の国松彰氏)。



まあ、これもCMが有名な東京のお菓子屋だけど、これは東京以外にもあるかな(関西ではそんな知名度高くないようですが)。




さて、実は20年前くらいにはもうひとつ、東京銘菓としてCMがわりと打たれていたものがあります。それがロバ製菓の『ぽんぽこだぬきのおまんじゅう』、正式名称は『ぽんぽこ』というもの。


CMのインパクトがあった銘菓『ぽんぽこ』


15年前くらいまでは、東京ローカルではこのCMがしょっちゅう流れていました。



歌は80年代に放映された新オバケのQ太郎のオバQの声だった天地総子さんのもの。
子供心にこのCMは非常にインパクトに残っていました。というのは見ての通り音楽が軽快で、且つかわいらしいたぬきがアニメーションするので子供心にウケがよかったことがあります。
あとこのCMこれ単体で見るとわかりませんが、実は当時(1980年代~90年代)にしても明らかに古いCM映像だったのですよね。つまり(おそらく)長年ずっとこの同じCMで放映されていたのです。それこそ『ペヤングソースやきそば』の柔道Ver.くらい。
どうやら『ぽんぽこだぬきのおまんじゅう』が出来たのが昭和38年ということなので、それからずっと流されていた感じです。後期には劣化画線が入っているような記憶もあります。周りはバブル的なCMが多い中でこれが流れると、インパクトがありました


倒産したロバ製菓


では、この銘菓『ぽんぽこ』は今売っているのか、というの売っていません。何故なら製造元のロバ製菓が潰れてしまったからです。
倒産したのはどうやら15年ほど前のバブル崩壊時。どうも創業者一族が相場や不動産などに手を出して、それがバブル崩壊の煽りで失敗したという、当時の会社にわりとあった話。ちなみに菓子はちゃんと売れていて儲かっていたようですが、それを食いつぶしたようで。
たしか当時のニュースでもこれが特集されて、頑張っていた従業員(当時500人くらいいたらしい)に給料が出ないまま解雇となったことがとりあげられていました。


当時の専務が作った『ぽんぽこおやじ』


しかし実は現在後継と言えるものはあるとのこと。それはロバ製菓で専務をしていた人が、現在も所沢で『ぽんぽこおやじ』なるものを製造しているそうです。羽田や成田、東京駅やパーキングエリアで売っているとのこと。

ぽんぽこおやじ - 東京名菓 たぬきのお饅頭 「東京ぽんぽこ本舗」


しかしおそらく日本にはこんな感じで、有名になっても人知れず消えていった商品がたくさんあり、人知れず消えた商品もまだまだあるのでしょうね。名前は変わってもまだこういう形で復活出来る分、恵まれている方かもしれません。